本日の心理学・名言1561-2

@【爬虫類!?が願いを叶える
よく成功法則では次のことが言われます。
「欲しい状態をありありとイメージしなさい。」
「ほんとかよ~!!」っと私も20代、30代の頃は思っていました。
でも、心理学とか脳のことを学ぶにつれて
「なるほど!そういうことなのか」ということが少しずつ分かってきた。
私たちの脳は簡単に言うと古い脳と新しい脳に分けることができる。
快・不快、喜怒哀楽のような情動の働きにはこの古い脳が関与します。
一方、思考や意思、理性は新しい脳が担当します。
そして、古い脳の方が人間の本能的な情動に強く関与しているので
人の行動に与える影響力が大きい。
何かをやろうと決めても、
それが達成出来ない人は新しい脳で「やろう!」と意思を持っても、
古い脳で「イヤだ!」と無意識にとらえているから。
影響度合いとしては、古い脳>新しい脳なのだ。
だから、古い脳で「なんだか、この人は嫌い」と感じてしまうと
「お客様なのだから仲良くしなくちゃ・・・」と新しい脳で理性で判断し、
意思を持っても、どうしても好きになれない。
ちなみに古い脳のことを「爬虫類脳」と呼ぶ。
実は何かを達成しようと思うなら、
この爬虫類脳を手なづけなくてはいけない。
新しい脳が「イヤだ!コワい!できない!」と思っていても、
古い爬虫類脳が「楽しそう!!」と判断すると、
人はその方向に向かうのだ。
だから、何かを実現したい、手に入れたいと思うなら古い爬虫類脳に
「楽しそう!面白そう!ワクワク!」と判断してもらわねばならない。
しかし、古い爬虫類脳は呼吸や心拍数、消化などを
管理していることからも分かるように【無意識】のうちに働いてしまう。
意識的に管理できる新しい脳とは性質が異なるのだ。
では、どうすれば爬虫類脳を手なづけることができるのか?
それは・・・。



『想像力』
つまり、想像力こそが新しい脳と古い脳を結び、
爬虫類脳に影響を与える「機能」なのだ。
悲しいことや不安なことを新しい脳で想像すると、
古い脳はそれに反応する。
そしてあなたの身体や行動や情動に好ましくない影響を与える。
血の巡りは悪くなり、エネルギーは無くなり、免疫力が落ちる。
当然やる気など出ない。だから行動につながらない。
反対にワクワクすることや楽しいこと、成功している姿をありありと
想像すると古い脳は反応して、元気が出て、笑顔になり、血液の流れはよくなり、ドーパミンが分泌されて気分が良くなる。
だから、人はどんどん活動を始めてしまい、
無意識にその方向へ進むのだ。
たとえ問題や障害が出てきても、
ワクワクしながらそれを乗り越えてしまい、
その結果として夢や目標が現実のものとなる。
だから!成功法則では次のように言われる。
「欲しい状態をありありとイメージしなさい。」
by商売繁盛ビジネス心理学

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