本日の心理学・名言1550-2

悪いカウンセラーの特徴の1つとして、
クライアントに「自分自身を変えること」を
強くうながす、ということがあります。
なぜ、これが悪いカウンセラーの特徴かというと、
カウンセラー本人のセルフイメージが低いからです。
セルフイメージが低い人は、このような特徴があります。
自分のことを変えたいと思っている
自分の欠点を直そうする
自分(の顔)が嫌い
自己犠牲をすばらしいものと考えている
こうすべき、こうしなければ、という思い込みが強い
自分を利用する人から離れられない
他人を自分の思うとおりに支配しようとする
わかりますか?
セルフイメージが低い人ほど、
自分の欠点を直し、自分自身を変えようとしますし、
周りの人に(求めてもいない)アドバイスをして、
欠点を直させ、相手を変えようとします。
しかし、欠点を消そうとする努力は、絶対に失敗します。
なぜなら、欠点があると感じるのは
セルフイメージの低さが原因だからです。
1つ欠点を直したところで、
また次の欠点を見つけてしまい、
またその欠点を直したところで、
さらに次の欠点を見つけてしまい……
を無限に繰り返すのです。
大切なのは、欠点を直すことではなく、
低いセルフイメージを変えることなのです。
言い換えると、自分を変えようとすることではなく、
「自分はありのままでいいんだ。こういう人間なんだ」と
自己受容をすることが大事なのです。
クライアントを変えようとしているカウンセラーは
まだ自分自身のセルフイメージが低いという点で、
私からするとおすすめできません。
別のカウンセラーを強く強くおすすめします。
*セルフイメージとは、「自分が自分のことをどう思っているのか」に
ついてのイメージを言い、
自分の行動や思考を無意識に決める大きな鍵ともなるものです。
byお金の心理学

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