本日の心理学・名言1547-3

@幸福なんて言葉を知らなかった幼い頃は無邪気だった。
こうすれば幸福になるなんてビジョンを持っていなかった。
だって幸福はなるものじゃなかったから。
楽しいことと、嫌なことはあった。
でも幸福や不幸という言葉を知らなかったから
幸福を追求するために何かしようなんて考えなかった。
子ども時代の日々は、幸福を感じようとするのではなく、
ただ幸福だったのだ。
そこで気がついた。
幸福を感じることと、幸福であることは別のことであると。
僕たちは、幸福という概念を感じているわけではない。
また幸福を目的としているわけではない。
幸福を感じようと思うと、幸福を追求することになる。
未来に幸福を追い求めると、人は際限がなくなる。
幸福であることは、未来ではなく、現在だ。
幸福は感じるというより、気がつくこと。
幸福とは、ただ、「ある」ことなんだ。
*ブとタのあいだ  49ページより
小泉 吉宏著  メディアファクトリー刊
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私が大好きな美智子皇后妃殿下の言葉。
「幸せな子」を育てるのではなく
どんな境遇に置かれても「幸せになれる子」を育てたい。
どこにいても、そこが幸福だと気づくことが大切。
幸福は求めるものでもなく、感じようと思うものでもなく
ただそこにあるということに気が付くこと。
今の自分の幸せに気づける感受性を失わずにいたいですね!
by本日のレシピ

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