本日の心理学・名言1543-4

@セルフイメージとは?
セルフイメージとは、
自分が自分のことをどう思っているのかについての
イメージを言います。
仮にあなたが小さい頃から、
「贅沢はよくない、堅実こそ素晴らしい」という教えで育ったとします。
「お前は堅実だからいいね。必ず誰かが見ているものだからね」
「いつか大器晩成するよ」と。
この教え自体は素晴らしい事です。
但し、こういうことが起こります。
このように言われて育った人は、
大器晩成する、
つまりいつか人が認めてくれる事をひたすら待つわけです。

人が言う言葉に一喜一憂し、
他人による評価次第で気持ちが左右されます。
そして「人の目」「人の評価」にフォーカスして、
自分の人生なのに、自分で選ぶことをやめるわけです。
わかりますか?
ですからセルフイメージが低いのに、
無理やりポジティブ思考を自らに強要しても、
苦しいだけで上手くいかない、というわけです。
自己啓発本などには、思ったことが現実になるから、
とにかく目標を高くもち、いつも声に出して読み、
目に付くところに貼っておく事!と書いてあります。
さらに、感情を伴わせて「~した」というように過去形にし、
既に達成したイメージを持つ事が大切だ、とも言っています。
なぜなら潜在意識は
「過去も未来」も「妄想も現実」も認識しないからですね。
ですが、「私は成功した」「私は成功する価値がある」と
無理やり思おうとしても、
自分の経験に基づくセルフイメージを変えない限り、
絶対あなたに根付かないのです。
「私は成功した」といったすぐそこで、
成功していない事を自分自身がよく知っているので
“いやいや成功なんてしてないし”
という声が、或いは思いが頭の中を駆け巡ります。
或いは、「私は年収1000万円稼ぐぞ」と目標を立てたとしても、
“そんなに簡単に変わるなら皆苦労しない”
“世の中そんなに甘くないことを知っている”
“絶対無理!” などなど。
という声がするはずです。
つまりセルフイメージを変えずに目標を設定しても、
あるいは毎日成功イメージを唱えても、あまり意味がない、
ということです。
「絶対成功する!」と思っている直ぐそこで、
「どうせ無理だろうけど」という考えがあなたを支配しているからです。
あなたの今までの経験や知識を基にした常識や理性が
あなたをそう思わせているのです。
ですからそのセルフイメージを変える、高める必要があるのです。
必要がある、というより、高めないと意味がないのです。
byセルフイメージ

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