本日の心理学・名言1542-2

@自律神経って?
私達の体は、外部環境に適応するために、
一定の体温や血圧を維持し、
心臓を休みなく動かしながら生活活動を続けています。
眠っていても、このような活動は、続けられています。
こういう活動が出来るのは、
私達の体にホメオスタシス(生体の恒常状態を維持する機能)という不思議な力が働いているからです。
このホメオスタシスを保つために、

全身をコントロールしているのが、自律神経です。
自律神経は、人間の意志とかかわりなく活動するために
「植物神経」とも言われ、
意思によって動かすことの出来る「動物神経」と区別されています。
自律神経は、『交感神経』と、『副交感神経』の二つに分類され、
『交感神経』は「活動する神経」と言われ、
仕事や運動をする時に心臓の動悸や血圧を高め、
精神活動を活発にさせます。
『副交感神経』は、内臓や器官の働きをリラックスさせる神経で、
「休む神経」と言われ、睡眠、休息をとる時に働きます。
なお、『副交感神経』は
消化器の活動や消化液の分泌もコントロールし、
緊張によって『交感神経』が強く働くと
『副交感神経』の働きが抑えられ、
「食事ものどを通らない」という事になります。
自律神経の主な働き
精神の調整
悲しいと涙が出る、驚くと心臓がドキドキするなど、精神的な変化から身体の反応としてあらわす働き
神経の調整
外部の気温が上がっても体温が一定に保たれるなど、
外部から刺激を受けても身体を一定の状態に調整する
(=ホメオスタシス)
内分泌の調整
ホルモン分泌とも密接に関係。
女性に自律神経失調症が多くみられるのは
排卵・月経・妊娠・更年期等の性周期が
ホルモンと深く関係しているため
免疫の調整
体内に細菌やウイルスが侵入すると抵抗力をつけたり、
発熱した場合に熱を下げようするなど、
病気の予防や治癒のための働き
by自律神経失調症~自律神経って?

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