@やる気を出す方法:現実を直視する
「理想と現実の差が広がれば広がるほど、やる気がなくなる」
ということが分かっているのであれば、
私たちはどういう行動をとればいいのでしょうか?
その答えを、心理学はすでに用意しています。
それは、現実を直視すること。以上。
「俺は万能だ! 俺は何でもできる!」という気持ち、
すなわち万能感は子どもに多い心理です。
子どものころ、男の子であれば「ぼくは特別な存在だ!
ぼくはヒーローだ!」と思うもの。
あるいは女の子であれば「わたしはお姫様」と思うもの。
子どもが、そういった万能感を持っていることは当たり前のことです。
しかし、大人になっても、
そういった万能感を持ち続けているのは危険なことです。
心理学において成長とは、
「自分はなんでもできる」という万能感を手放すことだからです。
大人になっても、「俺は万能だ! 俺は何でもできる!」
という気持ちを持っていると、理想と現実の差が大きくなります。
そして、その差が大きくなればなるほど、落胆も大きくなります。
これが、やる気が出ない原因なのです。
あげくの果てに、「自分はこんなものじゃない。
まだ本気になってないだけだ」と現実逃避をしている人もいますよね。
これではいけません。
理想と現実の差を広げないためには、
「ああ、自分って、このくらいの力しかないんだ」と
現実を直視することです。
そして、高望みをしなければ、理想と現実の差は広がりません。
#今の自分の実力や性格、状態、容姿などを受容すると、
落胆が減る。
等身大の自分、今の自分を、「これでいいんだ」と
認めてあげてほしいのです。
そして、あまりにも高すぎる理想は持たないこと。
この2つを心がけてください。
それができれば、落胆して、やる気が出ない状態は
避けることができるでしょう。
人生がうまく行っていない人は、こう考えるのは辛いかもしれません。
しかし、人生には一発逆転はありません。
コツコツと人生を変えていきましょう。
by やる気の心理学
トップページへ戻る