本日の心理学・名言1541-4

やる気を出す方法:現実を直視する
「理想と現実の差が広がれば広がるほど、やる気がなくなる」
ということが分かっているのであれば、
私たちはどういう行動をとればいいのでしょうか? 
その答えを、心理学はすでに用意しています。
それは、現実を直視すること。以上。
「俺は万能だ! 俺は何でもできる!」という気持ち、
すなわち万能感は子どもに多い心理です。
子どものころ、男の子であれば「ぼくは特別な存在だ!
ぼくはヒーローだ!」と思うもの。
あるいは女の子であれば「わたしはお姫様」と思うもの。
子どもが、そういった万能感を持っていることは当たり前のことです。
しかし、大人になっても、
そういった万能感を持ち続けているのは危険なことです。
心理学において成長とは、
「自分はなんでもできる」という万能感を手放すことだからです。
大人になっても、「俺は万能だ! 俺は何でもできる!」
という気持ちを持っていると、理想と現実の差が大きくなります。
そして、その差が大きくなればなるほど、落胆も大きくなります。
これが、やる気が出ない原因なのです。
あげくの果てに、「自分はこんなものじゃない。
まだ本気になってないだけだ」と現実逃避をしている人もいますよね。
これではいけません。
理想と現実の差を広げないためには、
「ああ、自分って、このくらいの力しかないんだ」と
現実を直視することです。
そして、高望みをしなければ、理想と現実の差は広がりません。
今の自分の実力や性格、状態、容姿などを受容すると、
落胆が減る。
等身大の自分、今の自分を、「これでいいんだ」と
認めてあげてほしいのです。
そして、あまりにも高すぎる理想は持たないこと
この2つを心がけてください。
それができれば、落胆して、やる気が出ない状態は
避けることができるでしょう。
人生がうまく行っていない人は、こう考えるのは辛いかもしれません。
しかし、人生には一発逆転はありません。
コツコツと人生を変えていきましょう。
by やる気の心理学

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