本日の心理学・名言1540-8

@運動不足
やる気が出ない原因として、よくあるのが運動不足です。
あなたは、テレビなどで、こんなことを言っている
「引きこもりの人」を見たことがありませんか?
「全然、やる気が出ないので、家にずっと引きこもっています」とか
「働くモチベーションが起こらないので、
ずっとパソコンでインターネットを見ています」とか。
これ、実は因果関係が逆かもしれません。
家に引きこもっていて、運動不足なので、
やる気が出ないのかもしれません。
あるいは、インターネットばかり見ていて、運
動不足なので、働くモチベーションが起こらないのかもしれません
実は、運動をするだけで、人間の脳には劇的な変化がおこります。
なんと、ストレスやうつ、不安、依存症を改善してくれるのです。
#有酸素運動をするだけで、やる気が出ない状態を改善できる

もしあなたが運動不足だったとしたら、
それがやる気が出ない原因になっている可能性は十分にあります。
%やる気を出す方法:抗うつ剤より運動をする
実は、運動には抗うつ剤と同等の効果があることがわかっています。
1999年にデューク大学のジェームズ・ブルメンタール氏は、
うつ病の患者156人を集めました。
氏は、患者を3つのグループに分けて、実験をおこなったのです
抗うつ剤グループ(抗うつ剤のゾロフトを服用する)
*運動グループ(週3回、30分の有酸素運動をする)
*併用グループ(上の2つを併用する)
その結果、16週間後、3グループとも大幅にうつが解消したのです。
それぞれのグループで、約半分の患者はうつが完全に解消しました。
運動には、
(1)薬と違って副作用がない、
(2)お金がかからない、
(3)他の病気の予防にもなる、
などのメリットがあることを考えると、
抗うつ剤よりも運動の方がおすすめできます。
#週3回、30分の有酸素運動には、抗うつ剤と同じ効果がある
『脳を鍛えるには運動しかない』の著者、
ジョン J.レイティとエリック・ヘイガーマンによれば、
1週間のうち6日間、有酸素運動を45〜60分した方が
良いとのこと。
これは少し難しい条件ですが、
できるかぎり運動することは良いことだと断言できます。
もし、「最近、運動不足だなー」と感じるのであれば、
体を動かしてみては?
 

きっと、やる気が出てくることに気づくでしょう
by やる気の心理学

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