本日の心理学・名言1538-8

やる気を出す方法:ぐっすりと睡眠をとる
では、疲れたら、どうすればいいのでしょうか?
私たちの脳は手っ取り早いブドウ糖として、
炭水化物よりも砂糖を求めます。
砂糖の方が、炭水化物よりも吸収が早いからです。
その典型例が、チョコレートですね。
たしかに、砂糖はすぐに吸収されます。
すると、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)も一気にアップします。
すると、脳にもブドウ糖が補給されて、
やる気もアップ……とはなりません。
血液中のブドウ糖の濃度が高くなると、
それをおさえるために、すい臓がインスリンという物質を分泌します。
このインスリンには、血糖値を下げる機能があるのです。
これによって、実は、砂糖を食べる前よりも、
血糖値が下がってしまうのです。
血糖値が下がってしまい、血液中のブドウ糖が減ってしまえば、
脳にブドウ糖が補給されませんから、やる気も起こらないのです
一番重要なことは、疲れているなら寝るに限る、ということです。
当たり前の話でごめんなさい(笑)。
疲れているときは、体の免疫にブドウ糖を使わせてあげましょう。
寝ているときは、ブドウ糖の必要量を減らせますし、
血液中のブドウ糖を利用する力を高めることができます。
もし体が疲れているのであれば、
ムリしてやる気を出すのはやめましょう。寝るのが一番です。
#寝ているときはブドウ糖を省エネできるので、
寝るとやる気を回復できる
ブドウ糖:砂糖や炭水化物を、私たちの体が分解したもの
byやる気の心理学

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