本日の心理学・名言1533-5

@三位一体(薬物療法・精神療法・休養)の治療
心の病気の具体的な治療方法は、
薬(向精神薬)による薬物療法精神療法の2種類があります。
薬を使用する際には、
勝手に「服用量を増やさない」
「服用をやめない」
「他の薬と併用する場合には薬剤師さんに相談する(お薬手帳)」が
大事になります。
一方、薬によって症状が治まっても、
生活環境や本人の考え・行動が以前のままでは
病気が再発しかねません。
うつ病などにおける認知の歪みを修正したり(認知療法)、
神経症における誤った条件付けを修正したり(行動療法)、
精神分析交流分析と、病気の種類や患者への適正を考慮して、
最も合うと思われる精神療法を傾聴カウンセリングなどに基づいて、
患者さんとともに選択して頂きたいと思います。
そして、うつ病などでもう一つ大事な治療法が「休養」です。
職場の協力の上で、最初は労働時間を短くしたり、
週の中日に休みを一日入れたりして、休暇を取り、
時間をかけて傷ついた心を癒やして頂きたいと思います。
by心の病と精神医学~心の病にかかったら~
心の病の治療方法

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