本日の心理学・名言1528-8

@この頃、人間の能力の限界について、よく考えます。
それは、何か1つの能力を高めるということが、
他の能力の成長を遅らせる場合があるからです。
つまり、トレードオフの関係ということです。
例えば、ロジカルシンキングの力と、
共感力というのは、トレードオフになりがちです。
システムエンジニアなどの職業で、
ロジカルシンキングの力がすごい人ほど、
まったく人に共感できないことがありますよね。
有名人だと、ホリエモンこと堀江貴文さんや勝間和代さんも
そういった傾向があります。
一方で、相手に共感するのが得意なカウンセラーなどは、
ロジカルシンキングが全然できないケースが多いです。
それは、共感と論理というのは、脳の中の別の部分を
使っているので、
同時に鍛えるのが難しいからです。
……ということは、論理が得意な人が、
苦手な共感力を高めようとするのは、あまり賢いとはいえません。
むしろ、その論理力を武器にして、ビジネスをした方がいいのです。
一方で、共感力がある人は、
それが活かせるビジネスをした方がいい、という結論になるでしょう。
このことが分からないと、他の成功者を真似しても結果が出なくて、
痛い目に合うのです。
ですから、苦手な部分を克服するのではなく、
強みを活かして、ビジネスを最速で結果を出して欲しいのです。
*トレードオフ→一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ない
という状態・関係のこと
*ロジカルシンキング→論理的思考
byお金の心理学

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