本日の心理学・名言1523-2

@「プロは勝って和し、アマは和して勝つ」。
これは西鉄黄金時代の名投手、
稲尾和久氏が好んで使っていた言葉でした。
和することだけでは勝利は来ないといった、
勝負師の本音が取れる名言です。
スポーツの世界ではサッカーで90分、
あるいは野球なら2時間半くらいで勝敗が決まり、
はっきりと結果が出ます。
しかし企業の日常業務では、
決して局面・局面での勝ち負けは明確にならないことが多いのです。
長期間の安全を維持していく上で
個々の仕事の局面における勝負相手は何かを考えてみると
それは紛れもなく「自分」であることに気が付きます。
“そうすべき・あるべき”でありながら
つい易きに流れる自分との戦いが、組織の将来を左右します。
*EAMで安全を育てる  61ページ
和田 重恭著  角川学芸出版刊
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みんな仲良く和気あいあいと仕事をすることはとても大切ですが
それだけでは企業としてはやっていけません。
きちんとした結果を出さなくてはいけないのです。
企業にとって最も大切なことのひとつは「持続性」だと思います。
一過性の価値を生み出すのは比較的容易ですが、
持続して価値を生み出し続けるのは、そう簡単には出来ないからです。
では、その「持続性」を担保するのは何なのか。
究極的には、その企業に勤めている一人ひとりが
自分を律し、自分との勝負に勝つことだと思います。
責任感高く、きっちり結果を出していきたいですね!
by今日のレシピ

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