本日の心理学・名言1519-8

目的と使命に取り組むうえで答えるべき究極の問いは
顧客にとっての価値は何であるか。これが最も重要な問いである
しかし、最も問うことの少ない問いでもある。
答えはわかっていると思い込んでいるからである。
品質が価値であるという。
だが、この答えはほとんど間違いである。
顧客は製品を買っているのではない。
買っているのは、欲求の充足である。
彼らにとっての価値である。
10代の女の子にとって価値のあるものが、その姉には価値がない。
何を価値とするかは、顧客だけが答えられる複雑な問題である。
推察してはならない。
顧客のところへ出かけていき、聞かなければならない。
*ドラッカー365の金言  65ページ
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ドラッカーの名言中の名言だと思います。
「顧客は製品を買っているのではない。
買っているのは欲求の充足である。」
例えば、家族で色々なところに旅行に行きたいと考えている
お父さんはスポーツカーよりワンボックスカーに
興味を示すかもしれません。
そこでは、馬力がどうだとか、エンジンの性能がどうだとかということより
スペースが広いかとか、シートアレンジの柔軟性などが
重視されるでしょう。
なぜか・・・顧客は車を買うのではなく、それを活用することで
得られる価値に焦点を当てているからです。
大切なことは、相手の立場に立って考えること、感じることです。
それが難しいなら、やるべきことはただ一つ。
顧客に聞けばいいのです。
#「あなたが欲しいものは何ですか?」
#「あなたがしあわせに感じる瞬間はどんな時ですか?」
#「あなたが人生の中で大切にしていることは何ですか?」
常に顧客の心の声に耳を澄ましていきたいですね!
by今日のレシピ

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