本日の心理学・名言1466-2

@精神遅滞
知的な能力が平均より低く、
社会で生活していくのに困難が伴う状態のことをいいます。
まず明らかになる症状は、言葉の遅れです。
同じ年頃の子どもと比べて口数が少ないため、
発見されるということが多くあります。
しかし、精神遅滞は言葉に限られた障害ではなく、
認知・抽象化・記憶などの基礎的な知的能力を含む遅れのため、
社会生活への適応能力も低い障害です。
精神遅滞は、程度により軽度、中等度および重度、最重要度に
分けることができます。

軽度-IQ50~70が目安。
小学校程度の学業は習得できますが中学校程度は難しい。
身の回りのことは自立してできます。
精神遅滞のほぼ75%はこの中に入ります。

中等度および重度-IQ20~50程度。
20~35の範囲が重度で、小学校低学年の学習はできますが、
それ以上は困難です。
社会的活動に従事する能力は持っています。
精神遅滞のほぼ20%がこの中に入ります。

最重度-IQ20未満。問いかけの言葉を理解せず、
発語も不明瞭で運動もほとんどできません。
食事も排便も介護を要することが多く、常に援助が必要です。

原因としては、遺伝素因、出産または乳幼児から
学齢期における脳の病気・損傷が考えられています。

by心理カウンセリングの豆知識~子供の病気

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