本日の心理学・名言1395-10

私達の葛藤の大半は「人生をコントロールしたい、
今とは違うものにしたい」という欲望から生じます。
だからこそ「あるがまま」に心を開くことが大切なのです。
人生は理想どおりに進むとは限りません。
(そんなことはめったにありません)・・・それが人生なのです。
この心理を認識すればするほど、心の平和が大きくなります。

人生はこうあるべき、という先入観にとらわれると、
今の瞬間を楽しんでそこから学ぶ機会を見失います。
いま自分が経験していることを尊ぶ気持ちが薄れてしまいます。

不平や小言や失敗なんかなんでもないというふりをせずに、
心を開いてそれらを超越するのです・・・
つまり自分の計画通りに人生が進まなくてもいいんだ、と思うのです。

日常のさまざまな問題のただ中で心を開くように練習すれば、
やがて悩みの多くは気にならなくなります。
バランスが取れたものの見方ができるようになります。
悩みと格闘すれば人生は戦場になり、
あなたはピンポン玉のように卓球台を行き交うだけとなります。
ですが、今の瞬間に心を開いて「あるがまま」を受け入れると、
もっと穏やかな思いが浮かび上がってきます。
これはとてもパワフルな生き方です。

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