本日の心理学・名言1391-4

@グラスはすでに壊れたとみなす
この教えの本質は、人生のすべては流転(るてん=移り変わってやむことがないこと)するというところにありました。
すべてに始まりがあり、終わりがある。
木は種から芽を出し、やがて土に返る。
すべては時間の問題なのです。私たちは生まれ、やがては死ぬ。

グラスはいずれ壊れる。
この教えは心の平和をもたらしてくれます。
すべては壊れると思っていれば、そうなったときも驚いたり、
失望しないですみます。
なにかが壊れてもギョッとするかわりに、
それを持っていた時間に感謝するようになります。
一番簡単なのは、水を飲むグラスで練習することだろう。
お気に入りのグラスを出して、しみじみ眺めてみる。
次に、そのグラスが割れて床に飛び散ったところを想像する。
その時、すべてのものは崩壊して土に返ることを思い出すようにする。もちろん、お気に入りのグラスでも何でも、
壊れて欲しいと願う人はまずいません。
これは無気力になるための処方箋ではありません。
物事をあるがままに受け入れる練習です。

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