本日の心理学・名言1356-3

@幸福論の言葉で真っ先に思い出す人に、
作家の故・三浦綾子さんがいる。
三浦さんの人生は難病の連続だった。
次々と襲いかかる難病。
それだけで絶望し、人生を呪っても不思議はない。
だが三浦さんは常に明るく、ユーモアに溢れていた。
「これだけ難病に押しかけられたら,
普通の人なら精神的に参ってしまいますね」という質問に
三浦さんは笑顔で答えた。
「神様が何か思し召しがあって、私を病気にしたんだと思っています。 神様にひいきにされていると思うこともあります。
特別に目をかけられ、特別に任務を与えられたと……。
いい気なもんですねぇ(笑)」
誰の人生にも絶望的な状況はある。
だが、心が受け入れない限り、絶望はない。
同様に、誰の人生にも不幸な状況はある。
しかし、心が受け入れない限り、不幸はない。
三浦さんの生き方は、そのことを教えてくれているように思う。
その三浦さんがこんな言葉を残している。
九つまで満ち足りていて、十のうち一つだけしか
不満がない時でさえ、 
人間はまずその不満を真っ先に口から出し、
文句をいいつづけるものなのだ。
自分を顧みてつくづくそう思う。
なぜわたしたちは不満を後まわしにし、
感謝すべきことを先に言わないのだろう

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