本日の心理学・名言1353-2

@自分の真実
ここでいう真実は、
自分の本当の気持ち(喜怒哀楽と欲求)という真実です。
過去において辛く惨めな体験をした人は、
自分自身の本当の気持ちを見ることを避けようとします。
誰でも傷つきたくないですから、
過去の心の傷なんて見たくないですよね。
しかし、過去に傷ついた時点で、
辛い現実を直視するのを避けるために
自己防衛機制の合理化や抑圧などをやっていると、
意識の表面では辛い出来事を忘れることができますが、
心の深いところではしっかりと記憶されていて、
その惨めさや怒りの記憶が「怒り」や「不安」を噴出させるのです。
つまり、第一希望という己の真実(自分の本当の欲求)を
実行できずに、無意識のうちに、
第三希望とか第五希望を遂行してしまっているのです。
何らかの理由(幸せ恐怖症など)で無意識のうちに
第一希望を切り捨ててしまっているのです。
自分の第一希望で行動するようになれば、自己嫌悪をしなくなります。
自己嫌悪するのは、不本意なことをしているからです。
したくないことをしているのです。
自分の第一希望をしていれば、自己嫌悪に陥ることはありません。
第一希望を実行するには、
なぜ、自分は今まで第一希望を捨ててきたのか、
という真実を知る必要があります。
真実を知れば、自動的に第一希望を実行できるようになります。

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