本日の心理学・名言1346-3

@子供の頃、辛い体験を多くした人は、
これ以上傷つきたくなくて、辛い出来事が発生すると、
すぐに忘れようとします。惨めな気持ちを感じたくないのです。

そのため、自分の本当の気持ちと対面することを恐れるのです。
そうやって、一瞬は傷つくことから回避できますが、
しかし、しばらくするとじわじわと落ち込んできます。
わけもなくイライラしたり、泪が出てきたりします。
消去したはずの悲しみの記憶が泉のように不安や怒りを
噴出し続けるからです。
では、どうしたらいいのでしょうか。
まず、思い切って傷ついてみることです。
大丈夫、心の傷はの大部分は子供の頃に出来た傷です。
あなたはもう既に傷ついているのですから、
それ以上傷つくことはありません。傷の再確認をするだけです。
むしろ、傷を直視することを避けているから、何度も傷が痛むのです。そこで、荒治療ですが、自分の傷をじっと見据えて、ボロボロになるまで傷ついてみることをお勧めします。それが自分の真実です。
自分の本当の気持ちが分かると、相手の気持ちも分かってきます。
相手の心の裏が見えてきます。
敵を知り己を知ると、どうすべきか、ではなく、自分がどうしたいのか、
という自分の意志が浮かび上がってくるのです。
自分の真実、つまり、自分の本当の気持ちと向き合うと、
これらのことがおのずから分かるのです。

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