本日の心理学・名言1281-2

@会社の目的は、いかに業績を上げるかということで、そのために合理主義に徹しています。
しかし、家庭は心身の安らぎを求める場所で、非合理なところでなくてはなりません。
仕事から開放された後までも心が縛られていては、本来の人間性がなくなり、人生の意義を失いかねないので合理主義はやめたほうがいいということであります。
ところが、ここで自由と不自由の相関関係を考えて見た時、
不自由はすべて悪であるとは言えないのであります。
人間は、その生活の全てが自由がまかり通っていれば、時を置かずに必ず堕落してしまいます。
人間は不自由があっても自由の尊さ、ありがたさを知るものであります。
そこで、不自由の中でも、有益な不自由とそうでないものとをしっかり見極める必要があります。
人間にとって将来、必ず肥やしにとなる有益な不自由とは、人を救けるためにすることであり、そうでない不自由は、全て不自由を重ねても悲しみばかりが残って、ただ苦労の味がわかるだけで、そこからは徳は一つも残せません。
それぞれ、自分だけにしか無い因縁を持っている私達が、
素晴らしい人生を歩むためには、本当の意味での有益な自由と不自由とをしっかり見極めて行動する勇気が必要ではないかと感じています。by心の道
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