本日の心理学・名言1279-3

@人間というのは、日々に良い種、悪い種の双方を同時に蒔いて生きています。
ところが、人間の習性でしょうか、本質的なものでしょうか。悪い種はいつも蒔きながら、すぐに忘れたり、又全然意識していないでいることのほうが多のです。
反対に良い種の方は、ほんの少し蒔いても、「自分はあの時、あれだけ良い種を蒔いている」と忘れないでいるものです。
そういうことの強い人は、これだけつとめたのに報われないなどと、情けないことを言うものであります。
しかし、良い種も悪い種も、必ず天の帳面にはついてあって、神様が計算してくださっていることを心に留め、私達はただひたすら良い種まきを続けたいものです。それは、自分にとって出来る限りの精一杯の力を常に出すことでしょう。
そして、更に大切なことは、その時その時に、本気かどうかを自分自身に言い聞かせることだと思います。さて自分は精一杯やっているか、本気であるか、自問自答すると、背筋が寒くなるのが大多数だと思います。
そうした意味からも、私達は自分自身を知ることが大切であります。自分の運命をよく自覚して過大評価せず、常に低めに見ていくことが、喜ばせて頂ける秘訣であります。by心の道
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