本日の心理学・名言1278-7

@よく、自分の家庭は自分で守ものだと言います。
これは、家庭の経済や安全を守るというのであれば分かりますが、家庭の幸せは自分たちだけでは守ることは出来ません。
家族・家庭という単位が意識され、構成されるためには、自分たち以外の大きな社会というものが対比されなければ成り立たなのです。
言い換えるならば、他人の生活があってこそ自分の家庭が意識され、成り立つものなのです。
そうなりますと、自分の家庭以外の社会はどうでもよいというわけにはいきません。
人が作ったものを食べて生きていることを考えてみても、必ずお互いに助け合わなければ結局、我が家庭の幸せも訪れてきません。
ですから、私達にとって一番大切な家庭の真の幸せは、守れるものではなく、守られるべきものなのです。そして、家族・家庭だけでなく、どんな集団でも、内に閉じこもって広い社会、人類のことを忘れてしまえば、必ず狂ってしまうものなのです。by心の道
トップページへ戻る