本日の心理学・名言1259-5

@一刹那とは一瞬ということである。
正念場は歌舞伎からきた言葉。一曲・一場の最も重要なところ、ここぞという大事な場面を指す。
一瞬一瞬を人生の最も大事なところ、人生の勝負どころ、本番と捉えて真剣に生きよ、と教えている言葉が一刹那正念場である。
人生は山登りに譬(たと)えられる。

山登りには登る人と下りる人がいる。
それは年齢ではない。
「90パーセントの人は山を下りている。
90パーセントの人は力を出し切っていないからだ。
人生の山を登っている人は10パーセント」 と言うのは人材教育家の井垣利英(としえ)さん。なるほど、と思う。
そういえば、明治期のリーダーたちは、自分が一日怠ければ、日本の進歩が一日遅れる」という気概を持って生きていた。
当時の日本には山を登っている人が多かった、ということである。
だから日本は日清・日露の戦いに勝利し、世界に伍(ご)していくことができたのだといえる。
1時間は1分が60回。
1日は1時間が24回。
ひと月は1日が30回。
1年はひと月が12回。
10年は1年が10回」。
10年後どんな自分になっているか。何となくいまよりもよくなっている、と思っている人が多い。しかし、いまの生き方がそのまま10年後のその人の生き方であり、年を取った分だけ人生は下り坂になっている。

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