本日の心理学・名言1245-2

@楽なこと=幸せなことではないのです。
楽なことはいいことのはずなのに、
むしろ、自分の個性や才能を最大限に発揮している時に人は幸せを感じるのです。
自分の個性や才能を発揮する姿とは、楽な状態とは違います。
リラックスはしていても、悦びを得るために懸命になっている姿です。
淡々としていても、情熱を込めてやっている状態です。
人間、好きなことなら情熱を込めてやれますね。
本当に好きなことなら、楽な方がいいなどとは言いませんよね。
好きなことをして忘我の境地に達した時、一番その人らしくなるのです。
個性を最大限に発揮すると個人を超えた状態となります。
でも何故か、その時が最もその人らしいのです。
さて、楽なことを求めてしまうのは、特に人間関係において顕著です。
たとえば、自分の醜さを認めるのはとても辛いことですが、この辛さに耐えられない人は、楽な人間関係ばかりを求めます。
自分に真剣に意見する人や真実を言う人を避け、傷の舐め合いができる人や、自分が見下すことの出来る人を求めてしまうのです。楽だからです。
でも、悲しみを悲しみで穴埋めすると、ますます悲しみは大きくなります。
楽なことばかり求めていると、幸福から遠ざかってしまうのです。忘我の境地で楽しめることを淡々と情熱を込めてやるほうが人生楽しくなるものです。

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