本日の心理学・名言1144-3

@【涙はその人の中心の深さに触れて流れ出る】
そもそも涙というものは必ずしも、その人の人格の深浅にかかわらないものともいえます。
即ち浅い涙もありますが、しかし、とにかくに人間が涙を流すということは、
その人の器としては中心の深さに触れている何よりの証拠なのであります。
その人柄はよしんば浅くとも、とにかく涙を流すということは、
その人としては一番根本中枢に触れなければ、涙というものは出ないものであります。
『森信三講録 西郷南洲の遺訓に学ぶ』よりトップページへ戻る