本日の心理学・名言1139

@子路(注)は、一つの善言を聞いて、まだそれを行うことができなければ、さらに新しい善言を聞くことを恐れた。(『論語一日一言』)
(注)子路~しろ、紀元前543年-紀元前481年)は、孔門十哲の一人である。姓は、名はであるが、『論語』では字の子路をもってしばしば言及される。季路とも呼ばれる

(私見)子路は善い言葉や行いを聞けば必ず行う勇気のある人であった。
しかし、自分が善言善行を多く聞き過ぎて実行しきれなくなることを恐れたのである。
彼は善いことを聞いたら実行することが重要であると考えていたのである。
僕らはどうだろう。善いことだと話だけですましていないだろうか。それで自分が成長したことになるのだろうか。本当に知ったことになるのだろうか。善いことはすぐに実行しよう。
そうしないと、善いことをただ聞いたことがあるだけの人間になってしまう。
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