本日の心理学・名言21402-2

A
人間関係で悩むメカニズムはこうです~

人を愛する能力は100あるのに、
今、自分が人を愛せている量が3とか5程度しかないと、
その差額の97とか95を悩むのです。
人は、自分の個性を発揮できないと悩む動物なのです。
愛したいけど愛せない悩み、素晴らしい悩みですね。
まずは、そう言う悩みを持っている自分に誇りを持ちましょう。
人を深く愛せる個性に生まれついたことを感謝しましょう。
なぜなら、そういう人は、多くの人が感じられないことを感じて
悦びや感動を味わう能力があるからです。
その能力ゆえに人一倍傷つくこともありますが、
人一倍悦びや感動を味わうことも出来るのです。
悩み多き人というのは、人の10倍も100倍も悦びに満ちた人生になるか、
逆に、人よりも10倍も100倍も苦しみと悲しみに満ちた人生となるか、のいずれかです。
人の悩みというのは、「もっと幸せになりたい」という天からのメッセージです。
未来を信じて、自分を信じて、そして、人を信じて努力すれば、
いつか必ず願った通りの人生になります。
信じないで努力しても実りませんが、信じて努力すると必ず実ります。
そういう意味では、この宇宙は、とても平等に出来ているのです。

B
愛されれば愛されるほど不安になる心理~感情の裏に隠された心理

相手に愛されれば愛されるほど、ますます不安がつのってくるという女性がいます。
相手に好意を示されれば示されるほど、受け入れられれば受け入れられるほど、
それによる喜びよりも「捨てられてしまうのではないか」といった
不安のほうが勝ってしまうのです。

このような女性の場合、相手に向けられている不安という感情は、
実は過去のある人に対して向けられていた感情である可能性が大きいです。

今目の前にいる相手に対して、
母親とか初恋の人などに向けられていた過去の感情を、
無意識のうちに移転しているのです。

特に、幼児期に母親に全面的に受け入れられてもらえないという気持ちを抱いたり、
見捨てられるという不安を感じて育った女性にとっては、
成長してからの人間関係においても、
相手を信頼しきるというのが非常に困難になります。

そこで考えてみなければならないのは、
その不安が本当に目の前の相手によって呼び起こされたものであるか、
それとも過去の感情が移転されたものであるかということです。
*移転:主体が一方から他方へ移ること