本日の心理学・名言20926-3

ダブルバインドとは5/5
トラウマの記憶(または、嫌な出来事や状況)を思い出すことにより、
ネガティブな感情を積極的に感じることは、
その人のトラウマを癒すための非常に有効な手段になります。
トラウマと正面から向き合うことの有効性は
すでに立証されています。
曝露(ばくろ)療法―補足情報―
@「曝露療法を行う時間」
曝露療法を行う時間は短い時間で済むこともあれば
長い時間かかるときもあります。
なお、曝露療法を行う時間が長くなるほど、
その効果があることが多くの研究により分かっているため、
やる気のある人は曝露療法を1回45分~90分か、それ以上行なってください。
ただ、絶対に長い時間曝露療法を行わなければ,効果がな、
いうわけでもありません。

自分のできる範囲の時間で行うことができれば結構です。
また、心がすっきりしたなと感じたら、そこで終わって構いません。
@「曝露療法を行う日数」
実践したとしても、なかには効果をなかなか体感することが
出来ない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、曝露療法を継続して行なっていれば、
その効果を体感することができます。
最低7日間は継続して行うことをお勧めします。
曝露療法を7日間やってみたら、
次は14日目、30日目を目指して曝露療法を行なっていってください。
曝露療法を行う際は焦らず長期的な視点に立つことが大切になります。
@一時的に症状が悪化する場合がありますが、
曝露療法によって取り返しのつかないことになることはありません。
曝露療法を行う人のなかには、
曝露療法をやり始めたばかりの頃に、
一時的に症状が悪化する人もいます。
けれども、諦めずに曝露療法を継続して行なっていれば
症状を改善させることが出来ます。