@A:
これからは、人生を50.50で区切ったらどうかと考えます。
前半は準備の50年、後半は楽しむ50年ということです。
最初の50年は、自分の蓄えに使います。
20台、30代、40代はこの世代です。
自分自身に知識や財力、経験をつけさせたり、それを社会に還元したりします。
そして、後半の50年は、自分が楽しむために生きるのです。
これをセカンドハーフといいます。
50までは、いわば準備期間です。
そう思えば、もう遅いということにはならないと思います。
@B:
人が何か新しいことをしようと思ったら、
古い概念や過去のものを捨てる(否定する)力と勇気が必要です。
過去を破壊しないと未来を創造できないのです。
インドのシバ神など世界の多くの神々が、
「創造と破壊」をかねる神であるのはこのためです。
破壊がなければ創造はないのです。
過去の友人全員をいったん捨て、ひとりきりとなり、
つまり、誰とも付き合わない状態を半年~一年続けた後でないと、
新しい心の友はできません。
なぜなら、親友候補が現れても、
過去の友人たちに邪魔されて、
親友になるべき人が誰であるのか分からなくなるからです。
恋人も同様です。
いい恋人が欲しかったら、キープ君を捨てることです。
過去を破壊しながら同時に未来を創造するのはいいですが、
未来を想像できたら過去を破壊するという順序では決して物事は上手く行きません。
まずは不自然なことはやめることです。
良いことをする前に、まずは悪いことをやめないといけないのです。
新しいことをしようと思ったら、まずは古いものを捨てることです。
過去を捨てる勇気がなければ、幸せになりたいなんて思わないことです。
苦しみが長引くだけで何一ついいことはありません。
努力が実らず、かえってひねくれる結果となるからです。