@A:
ものごとを遂行する場合に必要なことは、個々の資源や能力もさることながら、
何事を行うにも、その瞬間においては、一点に集中するということなのです。
個人の場合をとっても、物事を遂行するにあたっては、
その持てる力を集中して、可能な限り分散は避けることが寛容です。
その最も有効な方法としては、
「一時には一事を」という慣習を常日頃から身につけておかれることが望ましいのです。
人生においても、事故を起こしてからでは遅いのであって、
人生における「転ばぬ先の杖」とは、
物事に対する「集中力」にあることを心に銘記しておくといいでしょう。
@B:
真の評価は自己の価値観で行う~
それぞれの人々が、自らの価値観に基づいて、
自ら所有する全てのものを、そのために燃焼しつくしたかどうかは、
それぞれの人間のみ知るところなのです。
ということで、あなたの人生に対し、真の評価を下せるものはあなた自身であり、
他には存在しないという厳粛なる事実を踏まえて、
生きがいのある人生を送ることができたと評価しうるとき、
あなたは人生の極意を極めた、人生の達人であるということができるでしょう。
@C:
みんなのための「笑顔」ですか?
「愛のある言葉」は誰のためですか?
「笑顔の人」は、みんなから好かれます。
「愛のある言葉で話す人」も、みんなから好かれます。
ただ、生きていくなかで、たった「これだけのこと」ができないで、
苦しんでいる人がたくさんいるのです。
あなたは、その「笑顔」とその「愛のある言葉」を一生発しつづけてください。
神様が、たくさんごほうびをくれますよ。
by斎藤一人(さいとう・ひとり*銀座まるかん創業者)