@A:
バランスの取れたものの見方をするには、
人に対する思いやりの心を奪うのが一番です。
思いやりとは相手に心を寄せることです。
相手の立場にたち、自分の事はひとまず置いておいて、
相手の苦しい立場を思いやり、その相手に愛情を感じることです。
相手の苦しみ、不満を我が事のように認識することです。
相手が苦しんでいるのを知り、何らかの力になりたいと口にすることで、
私たちは心を開いて共感することができます。
思いやりは訓練で養うことができます。
それには二つの方法があります・・・
意識すること、行動で表すことです。
意識するとは、相手に心を開くことを忘れないようにするという意味、
自分から相手に心を広げるという意味です。
行動するとは、「それに対して自分が何をするか」という意味です。
@B:
「与えられた仕事が面白くない」と言う人がいます。
仕事は、最初しぼんだ状態で渡されます。
だらしない、ベローンとした状態です。
それをふくらませるのは、自分自身です。
ふくらんだ状態の風船をもらったら、逆につまらないのです。
仕事を自分の息でふくらませることが、面白いことなのです。
by中谷彰宏(なかたに・あきひろ*作家)
@C:
まったく新しく、突飛なものを見つける、
特殊な嗅覚を持つ少数の人が「独創的」なのではない。
すでに古いとみなされたもの、誰でも知っているような、まったくありきたりのもの、
多くの人が取るに足りないと思って、安易に見過ごしてきたものを、
まるで、とても新しいものであるかのように、見直す眼を持つ人が「独創的」なのだ。
byフリードリヒ・ニーチェ(ドイツの哲学者)