本日の心理学・名言16732-5

将来像が見えない自分に嫌気がさしていませんか?

自分の将来像を書いてみましょうと言われて書かされたのは小学生の頃でした
その時はまさに夢のまた夢のものとして様々な職業に就いている自分を思い描いたものです

いつのまにかそんなことは考えなくなり1年後の将来すら不確かな自分がいます

これに対して
そんなことはではダメ1020年後の自分をイメージして働かなくてはいけない
訓示を垂れる上司がいます

しかし、自分の10年後がどうなっているのかなんて見えなくて当たり前ですよね

子供の頃なら夢として描けても、
いい大人にとって
夢は遠ざかるばかりのというのが現実です

間違いなく自分の将来像が見えるのは臨終の時ぐらいなものです

とはいえ漠然としたものであってもこの先のことが見えていないと不安ですよね

とりあえず明日できれば一か月先頑張って1年先、
言うなら3年先あたりまでの自分を考えてみると良いでしょう

明確な像は結ばなくてもぼんやりとした自分が描けるはずです

そんな仮想の自分の姿が肯定できるものなら
まずは近い目標に向かって努力しより自分を好きになるようにすると
将来に対する不安は解消されます

10年も先の明確な将来像が描けて
それに向かって突き進める人がいたとしたら稀有な人でしょう。

将来像が 描けないと頭を抱えているなら
まず 想定可能な近い将来の自分を想像してみることです

*訓示を垂れる(くんじをたれる):
上の立場にいる人、上司やボスが下の立場にいるひとに、
ある種のことを命令口調で言うこと。

*稀有(けう):たいへん珍しいこと、めったにない・めったに生じないこと、
という意味で用いられる語