@A:
同情できない冷たい心の自分
私は冷たい心の持ち主と言ってはばからない人がいます。
「だから他人に同情するようなことはしないのだ」と、
本当にそうでしょうか。
生まれてからこれまで、一度も他人に優しい気持ちを持ったり、
同情したりしたことがないと 、確信を持って言える人はいないはずです。
心について冷たいとか暖かいという場合は、程度の差の表現でしかないのです。
体温計で測れるような絶対的な数字ではありません。
「あの人に比べて冷たいとか暖かいとか」言った相対的な表現しかできないはずです。
自分の心が冷たいと思っている人は、些細なことで心を動かされることのないタイプなのです。
「自分は冷たいんじゃないか」ということを過度に気にしすぎる気の小さい人であることも多いもの。
「傍から見たら沈着冷静」という少しネガティブな誤解を招きやすいかもしれませんが、
「自分は他人に同情できない冷血人間」と言って悩む必要は全くありません。
世の中に「無駄な人」「いらない人」はいないのです。
おせっかい好きな人もいれば、クールな人もいる、
チャレンジングな人もいれば、慎重な人もいる。
どんな性格の人でも、集団内のバランスを保つのに、とても重要な役割を担っているのです。
冷たいのではなく冷静なだけ なのです。
@B:
大切なのは、「何を見出したか」ではなく、
「都合の悪い状況に直面したとき、そこから目を逸らすのではなく、じっと見据えて、
そのネガティブな状況の中から、
ポジティブな何かを発見しようとする努力する姿勢」なのです。
by 石井裕之
@C:
作業着や手の爪の中を真っ黒にして、そう判断したなら俺は信用する。
でも自分でやりもしないで、頭の中だけで正しい、
間違っていると判断するようなヤツは信用しないぞ。
by本田宗一郎(本田技研創業者)
自分で実際にやってみて、どうなのかを判断するようにしていこう。
頭の中だけで考えている人と、たとえ上手くいかなくても、
実際にやった人では、その人の信用度に大きな違いがある。
経験するということは、信用にもつながる。