@「あの~」、「え~と 」が多い人は 、もっと上手く表現したい人。
「あの~」などは、全く無駄な言葉に思えますが、
意味のない言葉を発している時間は、空気を読む時間であり、話をまとめる時間なのです。
この間をもつことで 、周囲の状況を把握し、
「何を話すべきか、どう話すべきか」を選択したと考えれば意味があると言えますね。
皆さんは、人前で話をしている人を見ていると「あの~」ように
意味のない言葉はとても気になることがありませんか?
他人には、気にならない人は全く気にしていないようですが、
「一度気になると話の内容より、そっちが気になって仕方がない・・・・」ということが私にはあります。
それは話の冒頭に現れる「あの~」という言葉です。
話がまとまっていない、自信がない、何をどうやって話したらいいか迷っている、
そういう時に「あの~」が 顔を出します。
急に人前で自己紹介しなければならない場合などが、その典型かもしれませんね。
ただいまご紹介に預かりました○○でございます。
本日は天気も良く我々の成功を神様は祝福してくれているようでございます。
「あの~私は・・・・」
話をし慣れてる人は「え~」ぐらいで済みますが、
話し下手な人は、 「あの~」が長くそして多く出てくるようにも感じられます。
(若い人の場合は ”なんか ”でしょうか)
それは緊張していることで話がうまくできなくなって困っている証拠なのですが、
おくしているからとは限りません。
「なんとか言葉をつないで、うまく自分を表現しなくては!」という気持ちがそうさせるのです。
「もっとシャキッと話せよ」「 緊張しやがって馬鹿!」と思う人もいるかもしれませんが、
彼らは頭が悪いわけでも無能なわけでもありません。
緊張を解き警戒心をなくさせれば、きっと実力を発揮できるはずです。
生かすも殺すも 周り次第。
殺す側の人間ではなく、ちょっとした気遣いでいかす人間になりたいものですね。
*おくする:気後れしておどおどする。おじける