本日の心理学・名言16680-5

@運命の人とはあなたと波長が合う人
あなたはこう思っているのではないでしょうか。
「相手が運命の人かどうかをどうやって見分ければいいのか?」
「自分の身近にいるとしたら、何を判断基準にしたらいいのか?」
なるほどこれは至極当然の疑問かもしれません。

恋愛ひとつとっても「今交際中の人がいるのだが、まだ付き合い始めたばかりなので、
デートをしても緊張のしっぱなしで、相手が運命の人なのかどうかを見極める余裕なんてない」
という意見を講演会で私もよく耳にします。

では運命の人とはどういう人間を指すのでしょう?
その特徴を一言で定義づけてしまうと、あなたと波長が合うという点が指摘できます。

あなたは音叉(おんさ)というものをご存知でしょうか。
音叉とは
U
字型の鉄鋼棒の中央突端に柄をつけた道具のことを言います。
軽く叩いて一定の周波数の単音を発生されて、
音の実験や楽器の調律などに使用するわけですが、
振動数が同じ音叉を並べると音叉同士が共鳴し響きあう仕組みになっています。

つまりポーンと音叉を鳴らすと、
それに反応してもう一方の音叉も同じ音を発生させるわけですが、

振動数の違う音叉だといくらポーンと鳴らしても決して共鳴はしません。

ここで注目すべきは、同じ波長の音叉と音叉を近づけると、
双方の音叉で音が鳴り響くという共鳴現象が発生するということです。

実は運命の人との関係もこれと全く同じことが言えます。
あなたと運命の人は 、振動数 ~つまり波長が同じなので、
近づけば近づくほど(親しくなればなるほど)共鳴現象が起こるようになります。

すなわち、お互いの魂を高め合いながら成長していけるようになるわけです。
相手が異性ならば心の底から愛し合えるため、苦しい時があってもお互い助け合い、
励まし合い、支え合いながら難関を克服していくことができるようになります。

仕事上のパートナーならば、深い信頼関係が成り立ち能力も認め合えるため、
不可能と思えることであっても可能に転じていくことができるようになります。

つまり運命の人と人生を共にすれば 、1+12で終わることはなく 、
相乗効果によって
3にも4にも倍増されるようになるのです。

最も一口に波長が合うと言っても、それを理性で判断するのは難しいものがあります。
なぜなら波長が合うというのはその人の心の奥底(潜在意識)が「この人はいいな」
と判断した人をさすため、
「いいな」と思う気持ちは”何となく相性が合うな”
という言葉でしか言い表せない部分があるからです。

*共鳴(きょうめい、):
物理的な系がある特定の周期で働きかけを受けた場合に、
その系がある特徴的な振る舞いを見せる現象をいう。

*相乗効果:複数の要素が合わさり、高い結果が出ること
*運命の人 :運命好転のチャンスを提供してくれる人のこと