@A:
#エンカウター
カウンセリングの一形態であり,
教師が用意したプログラムによって作業・ゲーム・討議をしながら,
こころのふれあいを深めていく方法である。
児童生徒たちに自分とは何かへの気づき,自己肯定,自己開示,他者への寛容などを学ばせ,
児童生徒相互の感情や情緒的コミュニケーションを回復し,
相互に認め合える人間関係を育てていくことをねらいとしている。
@B:
#エンカウンターグループ
カール・ロジャースが開発したカウンセリングの方法。
構成的エンカウンター(予め課題が用意されたもの)と
非構成的エンカウンター(予め課題が用意されていないもの)に大別される。
@C:
#構成的(グループ)エンカウンター
リーダー(ファシリテーターに当たる)から与えられた課題をグループで行う「エクササイズ」と
エクササイズ後にグループ内でそれぞれ感じたこと、
考えたことを互いに言い合う「シェアリング」で構成される。
教育活動として行われることも多い。
たいていの場合、エクササイズに入る前に自己紹介を兼ねたゲームなどが行われる。
グループのメンバー間の緊張をほぐし、その後のエクササイズを円滑に進めるためである。
@D:
#非構成的(ベーシック)エンカウンター
クライアント中心療法の理論を健常者グループに当てはめ発展させたもの。
グループで感じた事を思うままに本音で話し合っていく。
ファシリテーター(グループをまとめる役)によって進行する。
ファシリテーターはよく訓練された専門家でなければならない。
集団心理療法のひとつとして扱われるが、
参加者によってはエンカウンターに参加した経験そのものが辛い体験になってしまう場合もある。