@A:
相手のハートに火をつける言葉とは?
仲のいい男女でも友達以上の関係に発展しないことがよくありますよね。
なかなか恋愛関係にならない二人、どうしたらいいのかと悩んでいる人も少なくないのでは?
一歩踏み出すのにはやはり言葉が重要です。
相手にインパクトを与えるような言葉を投げかけることによって、
友達関係から恋愛関係にジャンプできるのです。
でもそのためには「好きだ」「可愛い」「綺麗だ」など決まりきった言葉ばかりでは、
「ボキャブラリーの乏しい人ね」と軽蔑されかねません。
ここでは心理学でいう「鮮明効果」の手法をお勧めします。
鮮明効果とは、
A:相手の記憶に残りやすい言葉
B :ビジュアルとして想像しやすい言葉
C :理屈ではなく感情に訴えかける言葉 をできるだけ選んで相手に投げかけることです。
では恋愛ではどんな言葉がいいのでしょうか。
例えば同じ「好きだ」という気持ちを表現するのにも、
「君の瞳が好き」と限定して褒めるだけでもかなり鮮明度が違います。
さらにこの間出張で湖の見えるホテルに泊まったんだけど、
「眺めてるうちに君の瞳を思い出した」
と言ったビジュアライズされた褒められ方をすると、言われた方はかなり照れるかもしれませんが、
悪い気はしません。
いつまでも記憶に止めるでしょう。
これと同型で「笑顔がいい」よりも、
「君の笑顔を見ていると仕事の嫌なことなんか吹っ飛んでしまう」
と言える人の方が鮮明効果を駆使した上手な褒め方のできるできている人です。
色々な褒め方を工夫して大切な人を喜ばせてあげてください。
@B:
私はうまくいかない時は、いつも神さまから、
「お前は別の道を行きなさい」という指示があったと思うんですね。
だから運が悪い場合は、そこでぐずぐず悩むのではなく、
運命をやんわり受け入れられる心理でいたい。
そして、次の運命に協力的になる。
自分で望んだわけではないけれど、
それによって神さまは私に何をご期待ですか?と考えるわけですね。
そうすると、たいてい運が開けてくるわけです。
by曽野綾子(その・あやこ*小説家)