本日の心理学・名言16434-1

@A:
帝国ホテルのサービスの教訓としている算式がありましてね。
それが「100-1=0」というものです。

ホテルでは、ドアボーイがお客様をお迎えして、
それぞれの持ち場が連携しておもてなしして、
最後にまたドアボーイがお送りするわけですけれども、

そのうちのどこか一つでもミスがあれば、
他でどんなに素晴らしいサービスをしても、すべて台無しになってしまいます。

ですからたった一つのことでも気を抜いてはいけない。
一つマイナスがあれば答えは99ではない、
0だというのが「100-1=0」なんです。

同じことを「10・10・10(テン・テン・テン)の法則」
というふうにも言っています。

信用、すなわちブランドを構築するには10年かかる。
しかし、そのブランドを失うのはたった10秒なのです。
そして失った信用、ブランドを盛り返すには、また10年かかるということです。

長い時間をかけてつくり上げたブランドも、たった10秒で崩れます。
ですから、一瞬一瞬のお客様との出会いを本当に大事にしなければいけないのです。

by
藤居寛(ふじい・ひろし*帝国ホテル顧問)

@B:
縁には良縁と悪縁がある。幸せとつながる道もある。不幸とつながる道もある。

その縁をつくるのはすべて自分自身である。
自分の考え方、生き方、心の持ち方、くせ、性分の良否。
これが幸、不幸の分れる基本となっている。

『常岡一郎一日一言』より