本日の心理学・名言16278-3

A
成功の秘訣はこの「失敗への対処法」にある~
まずいことが起きた場合、誰もがそれぞれ身につけている習慣的な方法で、
そのことを説明する。
それが説明スタイルであり、

セリグマンによればその中に性格を解く微妙な鍵があるというのです。

セリグマンの質問は決して込み入ったものではありません。
そのまずい出来事の原因が一時的か永続的か、
特殊なのか全般的なのかについての考え方を問うのです。

失敗してもそれを永続的なものとは見なさない人もいます
(今回は失敗したけれど、これは私らしくない。次の時はもっとうまくやろう)。

積極思考者は一般に、
ミスによって後戻りした分は取り戻せるはずだと考えます。

仕事を断られても、それが自分の性格の悪さのためだと考えて、
その後もずっと悩み続けるなどということは絶対にありません。

その代わりに彼らは人々に助けとアドバイスを求めて、
新たな行動プランを立てるのです。
*セリグマン:
アメリカ人心理学者で、
うつ病と異常心理学に関する世界的権威

B
悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。

おしなべて、事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
あせらずあわてず、静かに時の来るを待つ。
時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。
だが何もせずに待つ事は「
偶然に得る幸せ」
を待つに等しい。
静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力を蓄えている。
たくわえられた力がなければ、時が来ても事は成就しないであろう。 

by
松下幸之助(まつした・こうのすけ*松下電器産業創業者)