本日の心理学・名言15816-15

A
もしあなたが自己の内なる力を発揮したいのなら、

次の三つのことをしっかりと頭に入れておくといいでしょう。
第一は「未来図を描くこと」です。
実現可能性があるかどうかは問いません。
自分が“こうありたい”という願望や欲求に沿って、
思い切り好ましい未来図を頭の中に描けばよいのです。
二番目は「未来図の実現を確信すること」です。
今の自分が不本意な状態にあって、輝かしい未来を描くことは難しくても、
そんなことに少しも遠慮することはありません。
思い切って“そうなる”と思い込んでしまうことです。
三番目は「すべて肯定的に受け止めること」です。
例えば、それがどんなにつらい体験であっても
「自分の身には自己の繁栄のために必要必然なことしか起こらない」
と心に決めてしまうことです。
この三つの条件を守り続ければ、あなたの思考や行動は自然に目的指向型になっています。
人生で何らかの目的を達成したり、成功を手に入れた人は、
いろいろな困難や紆余曲折を経験していても、
不思議にこの三つの条件を持ち続けた人であったということは一致しています。

B
してよい失敗、悪い失敗~

してよい失敗というのは、新しい試みの失敗のことです。

失敗とは何か。それは方法論の誤りを告げるメッセージなのです。
ですから失敗を繰り返して行けば、自動的に成功に近づくのです。
そう思ってやれば失敗の山を築こうと、いささかもめげることはないのです

悪い失敗とはどのようなものか。それは同じ失敗を繰り返すことです。

このような人は、頭の中のイメージが以前と変わっていないのです。
二度と同じ失敗をしないためには、イメージ転換をはかるのが最も有効です。
イメージ転換は難しいものではありません。
これまで繰り返してきたマイナスの想像をやめてプラスに転じるだけでいいのです。
「失敗が恐い」と思ったら、次の言葉を思い出しましょう。
「臆病でためらいがちの人間にとっては、一切のことが不可能である」
「失敗しない者はついには何事も成し得ない」
臆病で非活動的な人は、結局、人生の価値、充実感、真の喜びというものを
ほとんど知ることなく、一生を過ごしてしまうことになるのです。