本日の心理学・名言15820-9

A
決断に際して、慎重に考える方がよい場合いと、
即決即断がよい場合の二通りがあります。
しかし現実に遭遇する選択場面でどっちが多いかといえば、
問題なく即決即断した方がよい場合の方が圧倒的に多いのです。
特に前向きに何かに取り掛かっているときは、
自然に即決即断になっているものです。
逆に“慎重に”というときには、

心の状態はほとんど否定的、消極的になっているものです。
本当に慎重に考える方がよいものは、
澄んだ心さえあれば自然に慎重になっているものなのです。
ですから、ほとんどのことは即決即断でよいのです。
即決即断が有利なのは、チャンスを逃がさないことです。
例えば突然パッとひらめいた時、
すぐに実行すればチャンスをものにできることが多いのです。
なぜなら、ひらめきは人智ではなく天啓だからです。
気づいたことを即決即断できれば、次にするべきことがまた与えられます。
ですから実行したことがたとえ失敗しても、
実行する人には次から次へと「やるべきこと」は与えられるようになります。

B
PM理論
三隅二不二によって提唱されたリーダーシップ理論。
彼は
リーダーシップの果す機能を,
(1) 組織目的を達成させるような「職務遂行機能」 Performanceと,
(2)
 メンバー間のコンフリクト解消などの「集団維持機能」 Maintenance2つの次元からとらえ,
リーダーシップを PM型,P型,M型,pm(ともにその機能が弱いもの) 4
つに類型化した。
*コンフリクト(葛藤~かっとう):この場合には、人と人が互いに譲らず対立し、いがみ合うこと。
C
#ファイ現象
静止画の連続によって引き起こされる仮想の運動を知覚する現象のこと。
仮現運動を引き起こす代表的な現象。
*仮現運動:実際には物理的運動が存在しないにもかかわらず、
物体が運動して見える現象のこと。