本日の心理学・名言15796-9

A
人は本来、誰でも他人の喜ぶ姿を見るのが大好きなのです。
しかし、人に喜んでもらうのは本当に難しいものです。
「人を喜ばせる」ことについて~
その第一段階は割と簡単で
「自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそうしてみる」という、
いわゆる“黄金律”を実践することです。
ですが、それだけでは不十分な場合が出てきます。

相手にしてあげたことが、こちらの思い通りに喜ばない場合も当然あるからです。
ですから一度してあげたら、
相手の反応を見て「本当に喜んでくれたかどうか」を確かめなければなりません。
そうして次にその反応を活かすのです。

「人との関わり」にあっては、このアフターケアが重要なファクターなのです。
煩わしいことかもしれませんが、この関わりがなければ、人を喜ばせることは難しいのです。

相手に気をつかい煩わしさを経験することで、
今まで見えていなかった何かが見えるようになるのです。
人の喜ぶことは自分にプラスになることなのです。

B
マケドニア出身の修道女マザーテレサさんは、
極貧の人たち、病める人たちの救済に生涯を捧げ、
その功績によりノーベル平和賞を受け、
世界中の人たちに愛の実践者として共感と感動を与え続けてきた方です。
その生き方は、私たちに真の愛とは何か、
真に生きるとはどういうことかを教えてくれました。
それにつけても興味を抱くのは、
このような人格がどのようにして生まれたのか、ということなのです。
彼女の生涯をいろいろ知ることで、その疑問が少し解けてきました。
マザーテレサさんは誰かから「こうしなさい」と勧められたのではなく、
自分の内部から聞こえてきた声に従っただけなのです。
偉人とか賢人とか言われる人は“内なる声”を聞くことが多いのです。
偉人と言われる人たちも、自分が本当に望んだことをしたにすぎないのです。
だとしたら、私たちも耳を澄ませて一度は“内なる声”に

耳を傾けて見てはいかがでしょうか。