本日の心理学・名言15784-13

A
に失敗をしたとしても、その先のどこかで成功すれば、
「失敗が成功の糧」になったとか、
「あの失敗のお陰で今がある」などと感じられるものです。

つまり、今失敗したことが、そのまま失敗に終わるのか、
それとも成功の糧になるのかは、「将来になって決まる」わけです。

今失敗したとしても、それは一瞬で「過去」になります。
過去の出来事で「できない」と判断するのは、
極端に言えば、「まだ立ったことがないから、立つのは無理です」
と、
赤ちゃんが言うようなものです。
(私たちも、そんなことは言わずに、将来に向けてチャレンジしたから、
今歩いたり走ったりできるわけです)

以前にうまくできなくても、次にやったらうまくいくかもしれませんし、
もう少し練習すればうまくできるかもしれません。

苦手だと思っていたら、実は得意なことになっているとか、
嫌いだと思ったら、実は、好きなことだった、
なんてことはいくらでもあることです。

ですから、過去を棚卸しして、そこから得意・苦手、好き・嫌い、
能力があるないなどを決めてしまうのは、時に危険なことなのです。

これから作れることもあるし、まだ開花していない能力などもあるからです。
もし、今、何かを一時的に諦めていたとしても、また再開することができれば、
「失敗」として確定するのではなく、「成功に向けて進行中」という状態に変わっていきます。

そして、そうやって未来に向けて動き出すと、
過去の意味合いがどんどん変わっていくでしょう。

B
ストループ効果
それぞれ意味の異なる刺激が同時に呈示されると、
刺激に反応するまでに時間が多くかかる現象のこと
例えば、色名を答える質問を行った場合、赤インクで書かれた「あか」の色名を答える場合より、
青インクで書かれた「
あか」の色名(『あお』)を答える方が時間がかかる事をいう。