本日の心理学・名言15782-11

A:
人に愛されるより愛する方が二割り増しで気持ちがいい~
愛されることは気持ちのいいものです。
親切にされることも気持ちのいいものです。
チヤホヤされるものいい気分ですね。

でも、人を愛することはもっと気持ちのいいがいいのです。
愛される気持ちを100としますと、
愛する悦びは二割り増しの120くらいです。

人間の心というものは、そのように出来ています。
人間って素敵ですね。
だって人を愛さずにはおれないように出来ているんですから。

人は、たっぷりと愛されると、今度は無性に人を愛したくなる動物です。
愛する方が二割も気持ちがいいのですから、積極的に愛したくなります。

人は人に優しくせずにはおれない動物なのです。
プレゼントも、もらう方よりもプレゼントする方がうれしいのです。
やさしさも同様に、する方がされるほう人よりもうれしいのです。
だから無償の愛がこの世に存在するのです。
無償の愛をもらった人は、人に無償の愛を注ぎたくてたまらなくなります。

人と人は、人に見返りのない愛を与えずにはおれない動物なのです。
人を見たら優しくしたくなる動物、それが人間なのです。
人はもともと人の幸福を願い、人の不幸を悲しむ動物なのです。

今は、人の不幸を願い、人の幸福をねたむ人であふれています。
世の中から無償の愛が消えたからです。
見返りを期待して行動する人が多くなったから、
見返りを期待しない愛が減ったのです。

親切はうれしいですが、見返りを期待されたものは重たくて受け止められなくなります。
愛が重たい、というは見返りを期待されているからです。

B
ステレオタイプ
ある他者がどのような人物か考える際、
人は性別や人種、職業などのイメージから

判断してしまうことがあります。

このように、理解したい対象にあてはめて考える、
典型的で固定化されたイメージのことです。

一定の社会的現象について,
ある集団内で共通に受け入れられている単純化された
固定的な概念や
イメージを表わすものとして用いられる。