本日の心理学・名言15752-13

A
好きと愛しているの違い

「好き」と「愛している」は似て非なるものです。
しかし、この二つの違いはあいまいなものです。

相手に対する自分の気持ちが「好き」なのか「愛している」なのかわからなくなり、
思い悩む女性は少なくありません。

「好き」の気持ちを「愛している」の気持ちと錯覚してしまうと、
後になってたいへんなことになってしまいます。

社会心理学者のルービンは、「好き」と「愛している」という概念を考察し、
それぞれに必要な基本的な条件を抽出しました。

「好き」の必要条件
・肯定的評価:相手を好意的に評価し尊敬すること。
・類似性:相手が自分に似ていると思うこと。

「愛している」の必要条件
・愛着:いつも一緒にいたい、頼りたいと思うこと
・心づかい:つねに相手のことを気づかうこと
・親密さ:
何でも話しあって理解しあいたい、相手を独占したいなどと思うこと

B
#プライミング効果
先行の学習もしくは記憶課題が、後続の別の学習もしくは記憶課題の成績に、
無意識的に影響を与えることをいいます。
具体例を挙げると、例えば、連想ゲームをする前に、
あらかじめ果物の話をしておくと、
赤という言葉から「りんご」や「いちご」が
連想されやすくなるということがあります。