本日の心理学・名言15748-9

A
「飽きっぽい人」ほど集中力を発揮できる!~

人間の集中力には、限界があります。
心理学で有名な「ルビンの杯」という絵があります(黒い部分を見ると杯が見え、
白い部分を見ると二人の向かい合った顔が浮かび上がってきます~イメージできましたか?)
ここが重要な点ですが、いったん両方が見えてしまうと、
どちらか一方だけを見続けることはできません。

一つを見ていても目が飽きてしまい、別のものを見てしまうのです。
これを心理学では「心的飽和」といます。

これで分かるように、人間というのは、本来、飽きっぽく、
色々なものに
目が行くように出来ているのです。

集中し続けるというのは難しいことです。
ですから、長続きさせようと思ったら、飽きないように、
早めに休みを入れてしまうのです。

一つのことを学ぶ場合でも、いくつかに分けて、
休みを入れながら学習した方が能率があがります。

これを心理学では「分散学習」といいます。
目移りしたらそちらをやってみれば、それが分散学習の休み時間となります。
しかも、分散学習の休み時間にやることが元の学習と内容が違っていればいるほど、
元の学習に効果敵的なのです。

それに、次々といろいろなことをやっていけば、「飽きてしまう」ことはありません。
上手に気分転換できる人が、仕事の出来る人です。

B
#部分刺激の拡大効果

その人のある長所を褒め続けてあげると、
次第に自分自身で「
自分は出来る人間なんだ
」と思うようになり、
褒められる度に自分自身の全てがほめられていると感じ始め、

それが自信に変わり、
本来は苦手だったはずの他の部分も
相乗効果で良くなっていく
という心理なのです。

つまりどんなに些細な事でも、
相手を褒めるということはとても大事なことというのを気付かされくれる心理学ですね