本日の心理学・名言15746-3

A
快楽原理~
「ウソのない生き方」がさわやかな満足感を生み出す!~

当たり前のことですが、人は気持ちが良くなることはしたがりますが、
イヤなことはしようとしません。これを「快楽原理」といいます。

人がウソをつくのは、この快楽原理によるのです。
ただし、短期的な快楽原理です。
しかし、こうした短期的快楽主義は、その反動が大きいのです。

まず、ウソをついて気持ちが良くなったあとに襲ってくる嫌悪感です。
そして、ウソの困った点は、一回ウソをつくと、
そのウソを隠すためにさらにウソをつかなければならなくなることです。

さて、ウソにはもう一つ困ったことが起こります。
ウソで簡単にものごとが進んでいったり、欲しいものが手に入ったりするので、
地道な努力をしなくなります。

それに、一回ついたウソは次には色あせるので、
もっと刺激の強いウソをつくようになります。

こうなると自分でも止められないくらいエスカレートしてしまうのです。

その解決方法は、ただ一つ。ウソをつかないことです。
ありのままの自分で勝負するのです。
そして、短期的な快楽主義をやめて、長期的な快楽主義を目指すのです。

目標に向かって地道な努力を続けて、それによって報酬を得れば、
ここには自己嫌悪は全くありません。

さわやかな自己満足を味わうことができるでしょう。

B
ライフサイクル論
エリクソン,E.H.により提唱された発達段階論です。
人間の発達を、加齢による生物学的な成熟と衰退のみを基礎としたものではなく、
「人間とは誕生から死まで生涯をかけて発達する存在である」ことを前提として、
出生から、子ども、大人、老人に至るまでの発達を包括的に見ていくことを「生涯発達」といいます。