本日の心理学・名言15736-13

A
#仮現運動

実際には動いていないのにもかかわらず、動いているように見えてまう現象のことをという。
仮現運動には「対象がある位置から別の位置に移動する」と
「運動として最も単純な軌道上を移動する」という2つの原則がある。
例えば、空間中の2点が交互に点滅を繰り返すと、
この2点が同じ点が運動しているように見えるということがある。

つまり残像
がみえる。
今日、テレビや映画で「動画」を楽しむことができるが、
テレビや映画で見る「動く」映像は、実際は多くの静止画像の集まりなのである。

B
#聞くテクニック

聞きのプロであるカウンセラーがまず最初に実践する最も有効な手立てとして、
なんといっても「あいづち」が挙げられるでしょう。

2ステップ目だと返事も「はい」や「うん」だけではなくバリエーションを持たせ、
例えば敬語での会話なら

「はい」「あーぁ!はいはい!」「ええ」「ええ、ええ」「なるほど!」「そうなんですか!?」「やっぱそうですよね」

「そうなっちゃうんですよね」などたったこれだけでも
相手は、
意識的にこれらのことをしていなかった時よりずっと、
『すごく親身になって聞いてくれてる』と思うはずです。
これは人間関係に大きく関わってくる心理学の一つなのです。

C
#自律神経系
身体の中の神経系の一部です。

意志でコントロールできない部分ですが、
逆に意識しなくても生体内のバランスを保つ働きをしてくれています。

自律神経系には交感神経系(動的)副交感神経系(静的)とがあります。
これらがバランスを取り合いながら、身体の状態を一定に保つようにしています。
このように身体の内部環境を一定に維持する働きをホメオスタシスといい、
このバランスが崩れると精神状態にも悪影響を及ぼします。