本日の心理学・名言15454-1

A
なぜ「昔はよかった」と感じてしまうのか?~

昔は良かったという人は、
子供の頃や学生時代に恵まれた日々を送って、きっといいことがあったのでしょう。
でも、どの時代も一長一短なのです。
つまり、昔という時代は、そんなにいい時代でもなかったのです。
おそらく、今の時代の閉塞感や不安感から、「昔はよかった」と思うのではないでしょうか。

さらに、当時、いくら生きていく上で大変で危険に満ちていたとしても、
それは既に過ぎ去ったことですから、
今の自分にとっては何の脅威でもなく、
それが今となっては「よく乗り切った」という感慨につながるわけです。
また、その時代を知らない若い人に対して圧倒的に優位に立てるという利点があります。
昔は良かったと訓示するのには、そういう快感もあります。
そして、過ぎた事を安心して話せます。
昔を懐かしむ傾向が強い人は、今の状況、立場、待遇に不満な人が多いのです。

あなたが「昔は良かった」と思ったら、いま、何かに不満があるのだと思ってください。
そして、その原因をつきとめ、解決策を見出すように前向きに努力してください。

B
目標を持っているのに、どうも行動が続かない。
そんなこともありますよね。

原因はいくつか考えられますが、実現度を高めるためには、
複数の「中継地点」を作っておくことがポイントです。

マラソンで言えば、給水所のような場所や、
0km地点などとわかるような場所です。

ただ行動し続けるよりも、心と身体に栄養となるものを取り入れたほうが、
楽しく力強く進めるでしょう。

また、今どのあたりを進んでいるのか?(どのくらい成長しているのか?)を
理解しているほうが、上手にエネルギーを活用できるものです。

あなたの次の中継地点までは、どのくらいありますか?
今、理想の何割くらいの場所を進んでいるところですか?
by
【自己維新】