本日の心理学・名言15452-7

A
テンポが速い人、遅い人・・・上手く付き合う秘訣は?~
精神の快適なペースを「精神テンポ」といいます。
それぞれが自分の精神テンポを持っているのです。
ためしに机の端を指でたたいて見てください。
「トン、トン」というリズムは各人で異なります。
自分の気に入った速さが、あなたの精神テンポです。

あなたは、そのテンポで人と付き合うと安定し、気持ちよく仕事が進むのです。

ですから、この精神テンポが同じぐらいの人とは、
仕事や活動のスピードがあって上手くいきます。
出来たら、自分の精神テンポに合った街を選んでください。
職場選びも同じです。
自分のテンポに合ったところで暮らすと、自然と快適に暮らせるはずです。

もともと精神テンポの遅い人が無理をして速くやったとしても、
失敗するだけです。
亀は亀と決め込んで、それにあった街と職場と職種、友人を選ぶことです。
もちろん、ゆっくりテンポの人に向いた職業もあります。
大学の教員は、ゆっくり話したほうが、学生に「分かり易い」印象を与えます。
農業なども、自分でペースを決めて作業をある程度進められるので、
ゆっくりの人に向いていると思います。

B
「本番に」に弱いと思っている人のために~
本番の緊張がプラスに働く人は、自分に自信のある人で、日本人では少数派です。
日本人の大多数は本番に弱く、周りの目を意識しすぎて失敗してしまいます。
これが普通です。

ですから、普通の人は持っている実力は全部発揮できない!と思ったほうがいいのです。
「実力の八割も発揮できればいいほうだ、しょせん、そんなものだ」と腹をくくれば、
実力以上のものを出そうとせずに、少し肩の力が抜け、邪魔な緊張感が和らぎます。