本日の心理学・名言15452-1

@「ついその気になってしまう」性格を変えたい人~
心理学で、「誘因効果」といいますが、
これはいわば食後のデザートのようなもので、
きれいで甘いデザートがあれば、
お腹がいっぱいなのに食べたくなって注文してしまうのと同じです。

人の行動は、自分の要求とモノの誘引力で決まります。
買う気がないのに買ったというのは、誘因の要因が大きく作用しています。
例えば、「20%OFF」とか「セール本日限り」という張り紙に弱い。
みんなが群がっていると吸い寄せられてしまうというのもその類です。

では、なぜ人はセール品に弱いのでしょうか。

セール品を買うと、お金を払ったのに「得をした」気分になるのです。
自分だけが安くて価値のあるものを手に入れたという、
自分の幸運と目利きの有能さを誇るのです。

このような余分な買い物を防ぐためには、
余分なお金とキャッシュカードやクレジットカードの類は持ち歩かないこと、

それが無理ならせめて現金を持ち歩かないこと、
ウインドウショッピングだけといっても、店にできる限りは入らないことです。